大分の大学生が「心の復興支援」豪雨被災者と食事や談笑

西日本新聞 大分・日田玖珠版 鬼塚 淳乃介

 7月の記録的豪雨で被災した大分県日田市天瀬町の住民と大分大(大分市)の学生団体らとの交流会が、同町の旧あまがせ保育園であった。学生は住民との食事や会話などを通じ、「交流することが心の復興支援になる」と実感。今回をきっかけに、今後活動を継続していく。

 大分大減災・復興デザイン教育研究センター(通称=CERD(サード))所属の学生団体「学生CERD」やNPO法人「リエラ」(日田市)などが主催。学生CERDのメンバーは豪雨後、天瀬町などへ災害ボランティアとしても駆け付けた。

 10日に開かれた交流会には、地域の高齢者や子どもら約20人と学生4人が参加。学生は住民から栗のむき方や野菜の切り方を教わり一緒に栗ごはんを作ったり、コーヒーを飲みながら豪雨当時の様子を聞いたりして、お互いの距離を縮めていった。「学生は優しく、教えたらとても素直に聞いてくれた」と小田美智子さん(74)。中山初根さん(80)も「家族はおらず、新型コロナウイルスで出掛けられなかったので楽しかった」と笑顔を見せた。参加者アンケートでは「一人住まいで寂しいので続けてほしい」「体を動かす機会を」などといった要望が上がった。

 学生CERDの山口泰輝代表(21)は「教えられることが多い交流会だった。活動を継続したい」と話した。今後はメンバー以外の学生たちが被災地を巡るフィールドツアーなども計画していくという。 (鬼塚淳乃介)

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