豪雨被害の農地復旧に「力貸して」大牟田市がボランティア募集

西日本新聞 社会面 立山 和久

 7月の豪雨被害に遭った福岡県大牟田市は19日、土砂などが流入した被災農地の再生を手助けする「農地復旧ボランティア」を九州一円から募集すると発表した。関好孝市長は「再び農業ができる環境づくりのため、皆さんの力を貸してください」と呼び掛けている。

 同市では豪雨で河川氾濫やのり面崩落が起き、田畑や農業用ハウス、果樹園に土砂などが流入。同日現在で約170件の農地被害、約200件の農道やため池の被害が確認されている。

 ボランティアの受け入れ対象は、国や市の公的支援が受けられない比較的小規模な被災農地。農業者の高齢化で自力復旧が難しく、離農者や耕作放棄地の増加が懸念されているという。

 主な活動は、田畑や農業用水路、倉庫などに流入した土砂や小石の撤去、土のう作りなどで、日当や交通費などの支給はない。

 被災農家や南筑後農協などでつくる市農業災害ボランティアサポート協議会が受け入れなどの調整を行う。ボランティア希望者や、支援を求める市内の農業者は同協議会=080(3018)6050=へ。 (立山和久)

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