色鮮やかな景色で目の保養! 秋真っ盛り 九州の紅葉スポット
秋真っ盛り。と言っても新型コロナウイルス禍で、秋晴れのようにさわやかに、という気分にならないという人もいるかも。でも季節は確実に移ろい、九州でも紅葉の時期を迎える。色鮮やかな景色に包まれて、目の保養と気分転換をしてみてはいかが。
歴史と紅葉を楽しむ 天拝山歴史自然公園(福岡県筑紫野市)
歴史と紅葉を一度に楽しめる「天拝山歴史自然公園」(福岡県筑紫野市武蔵)。11月中旬ごろから紅葉が見頃を迎える。あずま屋づくりの水上コテージや万葉植物園もある。隣接する九州最古の寺「武蔵寺(ぶぞうじ)」に足を延ばすのがお勧めだ。武蔵寺は飛鳥時代に建立されたといわれ、境内の隣には菅原道真が身を清めたとされる小さな滝もある。
同県太宰府市内山の宝満宮竈門神社は紅葉の名所として知られ、11月初旬ごろから300本のカエデやイチョウが色づき始める。筑紫野市観光協会=092(922)2421。太宰府市観光案内所=092(925)1880。 (西村百合恵)
一足早く色づく草原 平尾台(北九州市小倉南区など)
毎年の野焼きで草原が保たれるカルスト台地・平尾台(北九州市小倉南区など)では、ススキやチガヤ、マルバハギなどが枯れゆくとともに黄や赤に染まる「草紅葉」が見られる。
自然公園「平尾台自然の郷」(同区)によると、10月下旬ごろから色が変わり始める。1カ月ほど変化を楽しめるという。
色づきの濃さは年により差が大きいが、日々の気温の変化が大きい年は鮮明になりやすいという。問い合わせは平尾台自然の郷=093(452)2715。 (古瀬哲裕
ロープウエーから 雲仙・妙見岳(長崎県雲仙市など)
長崎県の雲仙・妙見岳(1333メートル)の紅葉は、中腹の仁田峠と頂上近くの妙見岳展望台を結ぶ「雲仙ロープウェイ」からの眺めがお薦め。移動するゴンドラから、カエデやシロドウダンなどの広葉樹が黄色や朱色に鮮やかに染まる絶景を展望できる。一帯は雲仙天草国立公園にあり、手つかずの「普賢岳紅葉樹林」として国の天然記念物に指定されている。見頃は例年10月下旬から11月初め。雲仙お山の情報館=0957(73)3636。 (真弓一夫)
漆に映える広葉樹 環境芸術の森(佐賀県唐津市)
佐賀県唐津市厳木町の作礼山中腹にある「環境芸術の森」では、赤や黄金色の木々が楽しめる。山荘にある漆塗りのテーブルには紅葉が逆さに映り、インスタ映えで若者にも人気だ。
同市で造園業を営んでいた鶴田正明さん(85)が次男の病死をきっかけに環境問題を考え、私財を投じて整備。1万本以上の広葉樹が約10ヘクタールの森を染める。11月中旬が見頃という。
午前9時~午後4時。高校生以上700円、小中学生300円。未就学児無料。環境芸術の森=0955(63)2433。 (津留恒星)
山肌染める柿の木 耳納連山の柿紅葉(福岡県久留米、うきは市)
福岡県うきは市から久留米市にかけて連なる耳納(みのう)連山の北麓は、毎年11月中旬から12月上旬まで、柿の葉で赤く染まる。
JAにじ(うきは市)によると、同JA柿部会の昨年の甘柿出荷量は5570トンで県内最多。収穫が終わると葉が色づき始める。「気温が低く日照時間が長いと色づきが早くなる」(JAにじ園芸直販部の伊藤豊課長代理)という。
市うきはブランド推進課の樋口秀吉課長は「うきは名物の赤く染まった耳納連山を見に来てほしい」と呼び掛ける。うきは観光みらいづくり公社=0943(76)3980。 (渋田祐一)
























