処置を待ち、送ってくれた

西日本新聞

 ☆救急隊が搬送先を誤ったという報道を見て、昔の出来事を話したくなりました。こちらはいい話です。

 私の母は寝たきりで、鼻から胃に管を通して栄養を流し入れる「経管栄養」で在宅介護をしていました。ある日、母に高熱が出たため、解熱剤を入れようとして薬が管に詰まりました。

 休日でかかりつけ医は不在だったので119番し、救急隊員2人が駆け付けて病院に搬送。隊員さんたちは母の処置が終わるまで待ち、自宅に送ってくれたのです。処置後の母を私1人で連れて帰るのは難しいと判断されてのことでした。

 20年以上も前の話で、今は救急隊の事情もかなり違うでしょうが、あの時のご親切は忘れません。危篤と言われた母はその後、6年間生き永らえました。 (福岡市南区、女性、88)

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