岸田氏、総裁選を見据え「同志づくり」勉強会設立へ

西日本新聞 総合面 河合 仁志

 自民党の岸田文雄前政調会長は22日、来秋の総裁選を見据え、来週にも派閥横断型の勉強会や議員連盟を相次いで立ち上げる意向を表明した。今月初めに自らぶち上げたものの、党内から冷ややかな目を向けられている「大宏池会構想」を事実上、軌道修正する意図も透ける。

 岸田氏はこの日、自身が率いる岸田派の会合で「政策を通じてさまざまな国会議員と連携、協力していく。こうした輪をつくっていく取り組みが大変重要だ」と強調。9月の総裁選で訴えた「出産費用の実質負担ゼロ」を含む三つをテーマに、自ら代表や共同代表などに就く考えを披露。他派閥の議員にも参加を呼び掛け、総裁選をにらんだ「同志づくり」(岸田氏周辺)にする狙いがある。

 ただ、岸田氏が掲げた同じ流れをくむ麻生派や谷垣グループと再結集する大宏池会構想を巡っては、「唐突すぎる」(麻生派幹部)などの戸惑いが広がっていた。

 今回の岸田氏の動きについて、党内からは「構想が不評だから、全方位の緩やかな連携にかじを切ったということだろう」(党関係者)との見方が出ている。 (河合仁志)

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