さよなら赤白煙突 北九州・工場夜景の象徴

西日本新聞 社会面 西山 忠宏

 北九州市八幡西区黒崎地区の洞海湾沿いに広がる工場夜景で、象徴とされる三菱ケミカル福岡事業所の赤白煙突3本のうち、1本が撤去される。高さ190メートルと巨大で、夜には赤色灯を点滅して存在感を示すが、2022年2月までに姿を消す。

 煙突は事業所の敷地約186万平方メートル内に約500~800メートル間隔で並び、撤去される1本は最も西に位置する。石油火力による自家発電所用として1972年に設け、発電を停止したことなどから昨年10月以降は使用していない。

 「維持費を省き、撤去して空く敷地を今後の事業展開に向けた用地として確保するため」と同事業所。年明けから作業に入り、タワークレーンを使って約1年で撤去する予定。赤色灯は航空障害灯で15ある。

 残る2本は、自家発電所(高さ170メートル)と工場(同130メートル)の煙突で、現役を続ける。 (西山忠宏)

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