立民との会派 国民が離脱へ 衆院10人で新会派結成、独自対応も

西日本新聞 総合面 川口 安子

 国民民主党の玉木雄一郎代表は23日、衆院で立憲民主党や社民党などと組んでいる共同会派(計119人)から離脱すると表明した。26日召集の臨時国会に合わせ、中山成彬氏ら無所属3人を加えた計10人の新会派を結成する。

 共同会派を解消すれば、法案の賛否や国会審議への対応など活動の主体性が高まる。会派の人数が減るため、国会での質問時間は減る見通しだが、立民が距離を置く憲法改正議論に積極的に応じるなど独自の国会対応も念頭に「改革中道」をアピールする狙いがあるとみられる。

 玉木氏は国会内で記者会見し、会派離脱の方針を明らかにした上で「本格的な初めての国会論戦を迎えるので、まずはわが党としての足元を固めていきたい」と強調した。次期衆院選での立民との選挙協力については「大事な枠組みだ。協力関係は最大限に尊重したい」とした。

 立民の安住淳国対委員長は記者団に「今まで以上に連携を強化する」と述べたが、立民内からは「会派内の調整はかえってやりやすくなる」(幹部)と声も出ている。菅義偉政権を追及する国会戦略で立民と国民が一致せず、野党間の足並みの乱れが表面化する可能性もある。 (川口安子)

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