クルーズ船の旅が8カ月ぶり再開 コロナ後初、200人乗せ佐世保に入港

西日本新聞 宮崎 省三

 商船三井客船(東京)のクルーズ船「にっぽん丸」(2万2472トン)が26日、日本人客約200人を乗せて長崎県佐世保市の佐世保港に入った。国土交通省によると、新型コロナウイルスの感染が拡大した2月下旬以降、一般客を乗せたクルーズ船の運航は全国初。船の内外で感染防止対策を徹底した。

 JR四国などが企画したツアーで、25日午前に愛媛県の新居浜港を出発し、26日午前8時前に佐世保港に着岸した。乗客はハウステンボス九十九島などの観光を楽しみ、午後6時に新居浜港に向けて出港する。

 商船三井客船と佐世保市は、クルーズ船運航会社でつくる団体などがまとめた運航再開の基準に沿って感染症対策を取った。乗客は定員532人の半数以下とし、出港2日前に全員がPCR検査を受けた。船内では食事時間を分けるなど、乗客の接触を抑えている。

 長崎県では、4~5月に長崎港(長崎市)に停泊したイタリア籍クルーズ船で乗員149人の新型コロナ集団感染が確認された。にっぽん丸を迎えた朝長則男佐世保市長は「十分な対策を取れば運航できるというきっかけにしたい」と述べ、今後も積極的に入港を受け入れる意向を示した。 (宮崎省三)

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