先輩の悔しさバチで晴らす 3年生制作の楽曲披露 11月3日演奏会

西日本新聞 ふくおか都市圏版 納富 猛

 高校和太鼓演奏の全国大会常連校として知られる県立城南高(福岡市城南区)の和太鼓部(部員69人)が11月3日、市美術館(同市中央区)で演奏会を開催する。県代表で出場した今年の「全国高等学校総合文化祭」(高文祭)は新型コロナウイルスの影響でオンライン開催となり、“不完全燃焼”に終わった。演奏会では、引退した3年生が作った曲などを後輩たちが披露する。

 同部は2000年、同好会として発足し、02年に部になった。県高文連によると、県内の高校和大鼓部は約20チームあり、城南高は高文祭の県大会で昨年と今年、連覇を達成。全国大会にはこれまで7回出場している。

 部員たちは作曲や演出、衣装、コンサートの立案、チラシ作りまですべてを自分たちで手がける。練習では、座って体を後方に倒しながらバチを振って腹筋を鍛えるなど、普段から体力・筋力づくりにも取り組んできた。

 「全国制覇」を目標に掲げてきたが、今年の高文祭はオンライン開催になり、撮影した演奏動画の公開のみで順位付けもなかった。顧問の中村俊哉教諭は「3年生は頑張ってきた。最優秀賞を狙っていただけに残念です」と話す。

 11月3日の演奏会は、3年生が抜けた新チームでの腕試しの場だ。2年生は同月下旬に中間市で開かれる来年の高文祭出場がかかった県大会向けの新曲、1年生は恩返しの意味を込めて3年生が作った曲「博多の大祭」を演奏する。2年生の藤田凪(なぎ)部長(17)は「エネルギッシュで躍動感あふれるバチさばきを見せたい」と力を込める。

 演奏会は午前11時と午後0時半からの2回。観覧無料。市美術館の屋外アプローチ広場で行うため、雨天時は延期する。問い合わせは同館=092(714)6051。 (納富猛)

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