人吉市が避難地図改訂へ 「千年に一度」の大雨想定

西日本新聞 熊本版 中村 太郎

 熊本県人吉市は28日、80年に一度級の大雨を想定した現行のハザードマップ(避難地図)を、水防法で定める最大規模の「千年に一度」級の洪水想定を反映させる改訂作業に来年度から着手すると明らかにした。同日の市議会全員協議会で説明した。

 来年の出水期前にまず、更新した浸水想定区域図を全戸に配布。土砂災害や地震リスク、避難情報を盛り込んだハザードマップは、22年の出水期前に完成させて全戸に配布する方針。

 ハザードマップの基準は従来「数十年から100年に一度」級の大雨を想定していたが、2015年の法改正で「千年に一度」級に変更された。人吉市のハザードマップは未改訂で、7月の豪雨では想定を大きく上回る深さの浸水被害を受けた地区や、浸水想定区域に入っていないのに被災した地区もあった。 (中村太郎)

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