「衛生的で安価」紙製フェースシールド、佐賀大病院と企業が共同開発

西日本新聞 米村 勇飛

 新型コロナウイルスの感染拡大で高まる防護具の需要に対応しようと、佐賀市のパッケージメーカー「サガシキ」と佐賀大医学部付属病院は、紙製の使い捨てフェースシールドを共同開発した。製品は安価で大量生産が可能。衛生面と経済性の両立に期待がかかる。

 名称は「ハコデフェイスシールド」で、フレームに防水紙、シールドにプラスチックを使用。縦約25センチ、横38センチの板状で積み重ねて保管できるためかさばらず、重さも約30グラムと軽量なのが特徴。使用時はミシン目を切り離し、折り曲げて組み立てられる。特別な素材を使わないため大量生産が可能。1枚当たり148円と通常のフェースシールドより価格も抑えた。

 同病院ではすでに、PCR検査や内視鏡検査時などに使用中。開発に携わった多胡雅毅准教授は「使い捨てで衛生的。安価なのでイベントや教育現場などでの使用も想定できる。限られた医療防護具を医療現場へ供給する上でも効果的だと思う」と話した。

 製品に関するリポートは国際的な学術誌に掲載予定。販売価格は100枚で1万4800円(税込み)。問い合わせはサガシキ=(0120)850783。(米村勇飛)

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