「武寧王」生誕地の標識移設 佐賀・加唐島から福岡に、韓国総領事館

西日本新聞 社会面 久永 健志

 古代朝鮮の百済を治めた武寧王(ぶねいおう)の生誕地と伝えられる佐賀県唐津市の加唐島(かからしま)に掲げられていた木製標識が、在福岡韓国総領事館(福岡市)に移設された。総領事館で29日に記念式典があり、武寧王陵がある韓国忠清南道公州市との交流などに取り組んでいる唐津市の市民団体「まつろ・百済武寧王国際ネットワーク協議会」が参加した。

 武寧王は461年ごろに生まれたとされ、加唐島の住民らが島のオビヤ浦に木製標識と祭壇を設置していた。この標識が老朽化したことから今年9月、総領事館の協力で韓国から取り寄せた石を加工した碑に新調していた。

 記念式典で、同協議会の宮崎卓(たかし)会長は「今年は新型コロナウイルスの影響で日韓交流事業を断念したが、来年は倍の交流をしたい」とあいさつ。来月上旬に離任する孫鍾植(ソンジョンシク)総領事は「武寧王を縁とする1500年を超す交流と協力の精神を子孫に伝えるために努力していこう」と呼び掛けた。

(久永健志)

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