停車トラックに心肺停止男性…通り掛かりの夫婦2組、鮮やか救命リレー

西日本新聞 筑後版 立山 和久

 車で偶然通り掛かった2組の夫婦の“救命リレー”で、命が救われた。大牟田市消防本部は、運転中に心肺停止状態になった市内の60代男性に救命措置し、救急通報もした4人に感謝状を贈った。4人は、みやま市の松尾知之さん(48)、三千代さん(48)夫妻と、大牟田市の内山大さん(46)、康代さん(48)夫妻。

 9月20日午後4時ごろ、同市宮崎で、松尾さん夫妻は道路中央に停車する軽トラックと遭遇。横を通り抜けながらのぞき込み、運転席から助手席側に倒れ込む男性を発見した。車を降りて、開いていた助手席の窓越しに肩をたたいても反応はなかった。通行車両に声を掛け、数人で軽トラックを安全な路側帯に移動させて、119番した。

 駆け付けた内山さん夫婦らが男性を車外に運び出し、看護師の康代さんが心臓マッサージを続けた。到着した救急隊員が自動体外式除細動器(AED)で救命措置。男性は意識を取り戻し、病院に搬送された。

 27日の表彰式には、三千代さんと康代さんが出席。馬場邦弘消防長から感謝状を贈られた。2人は、男性が後遺症もなく元気に暮らしていることを知り「良かったです」「ほっとしてます」と喜んだ。馬場消防長は「見事な連携で大切な命が救われた」と感謝した。 (立山和久)

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