1945/10/31の紙面から【学園と食糧 授業お昼で切り上げ 午後は全校あげて増産に挺身】

 〈食糧事情逼迫はついに学校における正常な授業継続放棄という事態に立ち至り、既に授業の午前中切り上げ、一週五日制の実施、体操の中止などの臨時措置を行った学校すらあるが、今や大学から国民学校に至るまで、ほとんど例外なしに「空腹と授業」に頭を悩ましている。また某国民学校長は学童の弁当の紛失事件が続出するので調べたところ、弁当を持参することができない児童の仕業であることが分かり、しかもこのような家庭が存外多くある実情を知り、盗んだ生徒を責めるには余り自分の良心が苦しく、ついにこのような食糧事情下では教育責任を全うし得ないとして辞職したとも伝えられる〉...

残り 1269文字

この記事は会員限定です。

月額1,100円で、全ての記事が読み放題。
今すぐ無料トライアルで続きを読もう。

ビューアアイコン

すべての記事が読み放題

特集が読み放題

記者渾身の特集が読み放題

会員特典

福岡で使える会員特典 プレミアムコース

関連記事

PR

PR