佐世保の外国人バー街でイベント 客層拡大へ3日開催

西日本新聞 長崎・佐世保版 平山 成美

 長崎県佐世保市の繁華街の一角にある外国人バー街。新型コロナウイルスの感染が拡大してから、お得意さまの米軍基地関係者が入店を制限され、客足はなかなか戻らない。客層を広げようと、一帯のバーや飲食店が11月3日に集客イベントを計画している。

 27日夜、佐世保市常盤町のバー「シンディーズ・ゲッタウェイ」を訪ねると、客はカウンター席の日本人4人だけだった。「今日はいい方。1日で1人か2人の日もある」。オーナーのスミス・シンシア・佐菜恵さん(32)は苦笑いした。

 2カ月半の休業を経て6月中旬に店を再開したが、客の入りはコロナ禍前の1割に満たない。通常は客の8割が外国人。基地関係者は新型コロナ感染防止でバーへの出入りを禁じられており、「客の来ない時期がこれほど長く続いたことはない」と語る。

 日本人客も少なく、歩いて10分ほどの夜店公園界わいと比べ、客足の回復が遅れている。営業時間の短縮や閉店に追い込まれたバーもある。

 外国人バー街一帯の12店は昨年夏、三ケ町バー協同組合カーニバルを結成し、ハロウィーンやクリスマスにイベントを企画。「外国人専用バー」と誤解しがちな日本人の集客に力を入れてきたが、今年はコロナ禍で中止が相次ぐ。

 少しでもにぎわいを取り戻そうと、カーニバルや周辺の飲食店が協力して企画したのが「グラスドミノ」のイベント。11月3日午後5時から、会場は三ケ町商店街。バー店主らが色とりどりの10種類の酒が入ったグラス200個を並べ、端から次々に倒すパフォーマンスを披露する。

 佐菜恵さんは「イベントをきっかけに、私たちの店を知ってもらえれば」と期待する。 

(平山成美)

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