「鎮西八郎」仕込み始まる 佐賀・上峰町の特産品

西日本新聞 佐賀版 星野 楽

 佐賀県上峰町の地酒「鎮西八郎」の仕込みが30日、みやき町東尾の天吹酒造で始まった。酒造りを通した地域活性化に取り組む上峰の住民団体メンバー4人も手伝いで加わり、良質な酒を目指す作業が始まった。

 米作りは盛んだが、酒造会社がない上峰で新たな特産品を開発しようと、地元住民による「都紀女加(つきめか)王墓と古墳公園を守る奉仕団」が2017年に酒造りをスタート。町木のツバキになぞらえた「ツバキ酵母」を使い、酒の名前は町のシンボルである鎮西山の名称の由来となった平安期の武将、鎮西八郎からとった。

 今年は上峰産の夢しずく約1400キログラムを使用。メンバーはこの日、室温35度に設定された米こうじ室に集まり、蒸し上がった米を両手でほぐしてこうじ菌を育てる作業に取り組んだ。

 12月下旬に完成予定。いずれも純米大吟醸の720ミリリットル(税抜き1500円)と180ミリリットル(価格未定)の2種類で、上峰の酒店で販売するほか、ふるさと納税の返礼品としても活用する。起立(きりゅう)工商協会=0952(55)8777。

(星野楽)

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