にぎわっていた通りは…

西日本新聞 ふくおか都市圏版 梅沢 平

 にぎわっていた通りは真っ暗に静まりかえっていた。長崎県佐世保市の外国人バー街。米海軍佐世保基地の米兵たちの外出制限が続いているためだ。ただ、なじみの店主は「そのうち戻ってくるさ」とあっけらかん。従業員も維持したまま「来るべき日に備えている」のだそうだ▼福岡市・中洲に店を構える経営者もたくましい。目抜き通りを歩いては新たな店舗を出す物件を探しているのだという。客足が鈍い中でも、賃料が安い今を狙って新店舗の出店を狙っている。以前の売り上げは取り戻してはいないが「元に戻るどころか、それ以上ににぎわう」と悲愴(そう)感はない▼長引くコロナ禍に社会全体が息切れ気味と感じるこのごろ。時代に合わせてしなやかに、したたかに商機をにらむ2人の強さを見習いたい。 (梅沢平)

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