『トリケラトプスのなんでもないいちにち』 文・竹下文子、絵・鈴木まもる

西日本新聞 くらし面

 トリケラトプスは今から約7000万年前の白亜紀後期に生息した草食恐竜。夜明け前、「きりに つつまれた しずかな たにま」で目を覚まし、シダの葉を食べたり、苦手なゴルゴサウルスから身を隠したりしながら、星空の下で眠りにつくまでの一日を描く。今日も「なんでもない いちにちで よかった」という述懐は、現代を生きるわれわれのよう。トリケラトプスとは対照的な肉食恐竜のある一日を追った姉妹編『ティラノサウルスのはらぺこないちにち』もある。作者は福岡県出身。 (偕成社・1320円)

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