熊本豪雨越え全線再開 4ヵ月ぶり「被災者に希望」 肥薩おれんじ鉄道

西日本新聞 一面 村田 直隆

 7月の豪雨で被災し、一部不通になっていた第三セクター肥薩おれんじ鉄道(熊本県八代市-鹿児島県薩摩川内市)が1日、約4カ月ぶりに全線で運行を再開した。

 不通が続いていたのは、熊本県内の八代-佐敷間29・8キロ。豪雨で線路への土砂流入や道床流失が多数発生した。ただ、線路の直接被害が比較的小さかったため、8月上旬までに佐敷駅(芦北町)より南の区間が復旧。八代-佐敷間は大規模な崖崩れでトンネル出口がふさがるなどして作業が難航していた。

 この日、佐敷駅で観光列車「おれんじ食堂」の出発式があり、田嶋徹副知事は「(被災した鉄道の)先頭を切って再び元気に走りだす姿は被災者にとって希望の光になると確信している」とあいさつ。八代駅でも歓迎行事があり、沿線住民らが祝福した。 (村田直隆)

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