インスタで「糖尿病予防」指導 医師が食事・血糖値も公開

西日本新聞 医療面 佐伯 浩之

 糖尿病などの生活習慣病予防に取り組む宮崎市の医師、谷口尚大郎さん(44)が写真共有アプリ「インスタグラム」に自らの血糖値の記録や医学データを投稿し、公開している。科学的根拠と実践に裏打ちされた指導が地域の支持を得て、活動の幅が広がっている。

 谷口さんは日本糖尿病学会認定の専門医。宮崎県健康づくり協会の健康推進部次長として住民の健康診断などを担う一方、糖質ゼロや低糖質飲料の自動販売機を発案したりしている。学校や公民館などでの生活習慣病の講演会は7年間で約260回を数える。

 投稿は、より多くの人に取り組みを広げられると妻の亜貴さんに勧められ、9月下旬に始めた。日々の活動、睡眠や体重にまつわる医学データに加え、食事量や内容、食べる順番を変えた際の自身の血糖値の増減をグラフ化。(1)規則正しい三食は血糖値を安定させる(2)野菜を先に食べると血糖値の上昇が穏やかになる(3)糖質を抑えた食事はやせやすい-と示している。週2回の投稿を続けている。

 10月中旬には、宮崎工業高3年生を対象に、食が体に及ぼす影響について講演。500ミリリットルの炭酸飲料には角砂糖14個分の糖分が含まれていると紹介したり、即席ラーメンには野菜を入れるよう呼び掛けたりした。谷口さんは「講演に加えてインスタグラムを全国の人に見てもらい予防を呼び掛けたい」と話す。

 投稿は「みやざき糖尿病予防クリニック」で検索すると見られる。 (佐伯浩之)

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