「抜本的治水対策を」 玖珠川流域3首長が大分知事に要望

西日本新聞 大分・日田玖珠版 吉村 次郎 中山 雄介

 7月の記録的豪雨で氾濫した玖珠川について、流域の大分県日田市、九重町、玖珠町の3首長が2日、抜本的な治水対策を広瀬勝貞知事に要望した。原田啓介日田市長には、同市天ケ瀬温泉街が繰り返し氾濫被害を受けていることから上流に治水施設を設けてほしいとの希望があり、要望では「玖珠川全域で抜本的な対策」を求めた。

 要望したのは原田市長のほか、日野康志九重町長、宿利政和玖珠町長。要望書では「住民が安心して暮らしていくため、流域全体の治水安全度の向上が必要不可欠」と指摘。県が2022年3月に策定を目指す玖珠川改修に向けた整備計画で、流域全体での治水を実施するよう求めた。県庁で要望書を受け取った広瀬知事は「大事な考え方で、3市町と話し合い、計画を進めていく」と応じた。

 原田市長は2日の定例会見で上流域での遊水池整備に言及。要望書を手渡した後「旅館街の流域1~2キロの改修で終わるという状況ではない。スピーディーに対策が取られることを望む」と訴えた。宿利町長は「いろんな方策が出れば、上流の玖珠町も一緒になって全面的に取り組んでいく」と述べた。

 (吉村次郎、中山雄介)

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