「五節句」の飾り再現 旧伝右衛門邸で企画展 白蓮ゆかりの品も

西日本新聞 筑豊版 丸田 みずほ

 江戸幕府が儀式を行う式日と定めていた「五節句」をテーマにした企画展(福岡県飯塚市など主催)が、同市の旧伊藤伝右衛門邸で開かれている。当時の飾りを再現したものや柳原白蓮ゆかりの品々など計206点を展示している。23日まで。

 上巳の節句(桃の節句、3月3日)や端午の節句(5月5日)、七夕(7月7日)として現代に残る節句の他に、今ではほとんど祝う風習が残っていないという菊酒を飲んで長寿を祈った重陽の節句(9月9日)や、無病息災を願う人日の節句(1月7日)の鶴亀の祝い飾りを展示している。

 五節句は天皇中心の政治体制に一新された明治時代に廃止された。「主人の間」には、その時代に自身が生まれたことを詠んだ白蓮の短歌や、白蓮が実際に着ていた柳原家の紋付きの着物が飾られている。

 期間中無休。午前9時半から午後5時まで。大人310円、小中学生100円。密集を避けるため人数制限を行う。飯塚観光協会=0948(22)3511。 (丸田みずほ)

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