「才能ある移住者増やす」 PT初会合 久留米絣ブランド力アップへ

西日本新聞 筑後版 玉置 采也加

 若い世代の移住者を増やそうと福岡県広川町が展開する「ひろかわ繊維産地の未来づくりプロジェクト」の一環で、「広川産地経営革新会議」の初会合が2日、町内のものづくり拠点施設「Kibiru」で開かれた。特産品の久留米絣(かすり)のブランド価値を高め、才能ある職人やデザイナーに町内へ移住してもらう「移才」を進める狙いがある。

 プロジェクトは本年度から町などが始めた。2025年度までに、繊維産業に携わる人材16人以上に来てもらうことを目標とする。

 絣の織元や久留米工業大教授、卸商など18人が会議のメンバー。2日は、絣業界の課題や、県外の他業種の成功例紹介、今後のビジネスプランを話し合った。

 ある織元は「絣業界が伝統の継承を重視してきた結果、新たな経営ビジョンを持たない織元が多い」と問題点を指摘した。参加者からは、絣を作る際に出る廃材を再利用した新製品開発の案も出た。

 町地方創生担当係長の氷室健太郎さんは「才能ある移住者が増えれば町は変わるはず。プロジェクトを成功させて、他のものづくりをしている町のモデルになれれば」と語った。 (玉置采也加)

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