日の里団地に住民交流施設 集合住宅を改修、プレオープン 宗像市

西日本新聞 ふくおか都市圏版 床波 昌雄

 官民一体となった再生プロジェクトが進んでいる福岡県宗像市の日の里団地で3日、かつての集合住宅を改修した生活利便施設「さとづくり48」がプレオープンした。地域住民たちが交流するDIY(日曜大工)工房を整備。地ビールの醸造所や認可保育所の分園などが今後入り、来春の正式オープンを目指す。

 日の里団地は1971年に日本住宅公団(現在の都市再生機構、UR)が九州最大級の団地として開発し、70超の集合住宅棟と約3千の一戸建て住宅を整備。今年2月末時点で1万1705人が暮らすが、住民の高齢化や建物の老朽化などが課題となっていた。

 このため、住友林業(東京)や西部ガス、大手住宅メーカーなど10社でつくる共同企業体(JV)が今年1月、URから集合住宅の10棟分の建物や土地を取得。10棟のうち9棟を解体した土地に、隣家との塀をなくした一戸建て住宅64戸を新築、分譲する。日の里東小に近い残り1棟(旧48号棟)は住民の要望を受け、「さとづくり48」に改修した。DIY工房では、団地住民たちが木材を切る機械などを使い、木工品を製作できる。

 旧48号棟の前であったプレオープンのイベントには、まちづくり連携協定を結ぶ宗像市、地元住民、企業の関係者らが出席。日の里中生徒が発案した「日の里まんじゅう」や宗像産大麦を使った地ビールの販売もあった。

 2021年に日の里団地が50周年を迎えるのを見据え、日の里地区コミュニティ運営協議会の飯塚英雄会長(77)は「半世紀の節目に向け、日の里が活気を取り戻していくことに期待したい」と話していた。 (床波昌雄)

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