熊本・新阿蘇大橋開通カウントダウン企画 周遊観光拡大へ協議会設立

西日本新聞 熊本版 佐藤 倫之

 来年3月に予定される新阿蘇大橋の開通を前に、南阿蘇村と大津町、高森町の3町村が4日、「新阿蘇大橋活性化協議会」を設立した。熊本地震(2016年)からの観光復興に向け、官民が自治体の枠を越えて連携し、周遊観光の流れを拡大する狙いがある。

 熊本地震では、大分、熊本両県を結ぶ国道57号から南阿蘇方面に向かう2本の大橋のうち、阿蘇大橋が崩落。代替橋の新阿蘇大橋は、観光動脈の復活・複線化につながると期待される。

 周遊観光強化に向けた第1弾企画が、7日から始める「冬のおでかけスタンプラリー」。3町村の施設や道の駅などを巡り、スタンプを集めると、抽選で5千円相当の特産品セットが当たる。開通まで140日程度となり、カウントダウン方式で企画を開催していく考えだ。

 南阿蘇村の道の駅「あそ望の郷くぎの」には地震前、年間約600万人が訪れていたが、地震後は半分以下に減少。近年は8割程度まで客足が戻りつつあるが、コロナ禍で苦戦を強いられているという。

 設立式は、工事中の新阿蘇大橋を望む国道57号展望所であり、3町村長らが出席した。協議会長となった一般社団法人・みなみあそ観光局の丸野健一郎代表理事は「外国人観光客の集客は当面厳しそうで、3町村の魅力を連携して発信し、周遊観光の裾野を広げていきたい」と話した。

 問い合わせは協議会事務局(みなみあそ観光局)=0967(67)2222。 (佐藤倫之)

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