イノシシウインナー発売 波佐見で捕獲の肉を商品化

西日本新聞 長崎・佐世保版 岩佐 遼介

 長崎県波佐見町井石郷の食肉加工販売会社「モッコ」は、地元で捕獲したイノシシの肉で作ったウインナーの販売を始めた。農作物に被害をもたらすイノシシを特産品に変え、地域経済の新たな循環を目指す。

 ウインナーはプレーン、チリ、粗びきの3種類。フォークを刺すと、パキッという音とともに肉汁がしみだす。「イノシシと言われないと、豚肉のウインナーと区別がつかない」。城後光社長は出来上がりに自信を見せる。

 イノシシ肉は硬い、臭みがあると思われがちだが、適切に処理することで食感や味が楽しめる。同社は消費者が親しみやすいウインナーの需要を増やし、ジビエ(野生鳥獣の食肉)のイメージを変えたい考えだ。ホットドッグを販売する計画もある。

 捕獲しても廃棄するイノシシが食肉として流通するようになれば、高齢化する猟師の後継者確保につながる。特産品になれば、地域にお金が回る。城後社長は「ウインナーの販売は、このビジョン実現へ向けた布石」と話す。

 同社かインターネットで購入できる。3種類とも6本入りで税込み900円。 (岩佐遼介)

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