銘酒「喜多屋」のビンテージ奈良漬 ワインソムリエが発案

西日本新聞 社会面 浜口 妙華

 福岡県築上町の漬物店「奈良漬さろん安部」(安部勝憲社長)は、奈良漬の主原料となる酒かすの銘柄と製造年を指定した「ヴィンテージ 琥珀神(こはくかんさ)」を初めて、6日に発売する。創業200年を迎えた同県八女市の酒蔵「喜多屋」の銘酒を使用しており、200個の数量限定(税込み1296円、260グラム)で売り出す。

 新商品は、ワインメーカーに勤務経験がありソムリエの資格も持つ、安部社長の長男雄一郎専務が「ワインのようにビンテージの違いを楽しめる奈良漬を提供したい」と発案。県内でも有数の老舗酒蔵である喜多屋に打診して実現した。酒かすは2018年の「大吟醸 極醸 喜多屋」を使用。極醸は世界最大級のワイン品評会「インターナショナル・ワイン・チャレンジ2013」で日本酒部門の最優秀賞を受賞している。

 奈良漬は通常約1年半で出来上がるが、熟成期間を延ばし、2年かけて仕上げた。雄一郎専務は「コクがありながらも優しく奥行きがある味わい」という。

 19年と20年も別の酒蔵の酒かすでビンテージ商品を漬けている。奈良漬さろん安部=0930(56)5018。 (浜口妙華)

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