おいしい!「食品ロスゼロ」 北九州市がPRプロジェクト

西日本新聞 北九州版 壇 知里

 普通なら捨ててしまう野菜の種や皮などまで使った料理を飲食店が提供し、市民に「食品ロスゼロ」の取り組みに親しんでもらうプロジェクトが北九州市で始まった。市内の飲食店12店舗がメニューを考案して提供している。市環境学習課の担当者は「おいしい『食品ロスゼロ料理』を食べて、取り組みをより身近に感じてもらえれば」と話している。

 協力する飲食店が食品ロスゼロのメニューを用意し、注文した客に、写真共有アプリ「インスタグラム」などの会員制交流サイト(SNS)に「#エコライフステージ」で投稿してもらい、拡散を促す仕組みだ。12月31日まで行い、投稿者の中から抽選で1人に鋳物ホーロー鍋が当たるなどの特典もある。

 小倉北区の居酒屋「北薩摩」は「余った刺身のネタで作ったさつま揚げ」を考案、八幡西区の「満腹村黒崎宴会専門店」は「折れた魚を使ったぬか炊き」を用意するなど、参加店舗が工夫を凝らしたメニューを考えた。

 農林水産省の統計によると、国内の食品ロスは年間約612万トンと推計され、国民1人当たり年間約48キロに相当する。

 市は食品ロス削減を目指して2015年度に「残しま宣言」活動を開始し、市内260店舗が小盛りメニューの導入などで食べ残し削減に取り組んでいる。

(壇知里)

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