【動画あり】高さ22メートル、五輪を夢見る佐賀の”エッフェル塔”

西日本新聞 夕刊 帖地 洸平

 2021年夏に延期された東京五輪・パラリンピックを前に、五輪マークを取り付けた佐賀県神埼市の“エッフェル塔”が、会員制交流サイト(SNS)で話題になっている。

 高さ22メートル、実物の15分の1ほどの大きさでフランス・パリのエッフェル塔を再現したのは、自動車修理業を営む馬場憲治さん(72)=同市。約2年半かけて00年に完成。13年に東京五輪開催の決定を受け、五輪マークを取り付けた。

 馬場さんは高校1年生の時、テレビで観戦した1964年の東京五輪に強い思い入れがあった。県内を走る聖火リレーの応援に駆け付け、沿道から声援を送った。当時陸上部に所属していたため、マラソン中継は特に興奮したという。「家でも学校でもオリンピックの話題ばかり。毎日がお祭り気分で、夢のような時間を過ごせた」と振り返る。

 東京五輪の開催は厳しそうなのでマークを外したらと、地元の友人に言われたこともある。馬場さんは「自分が感じた熱気をみんなで共有したい。外さないのは、開催を諦められない気持ちの表れですね」と話した。

 (帖地洸平)

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