哲さんの言葉刻むカレンダー アフガンの写真添えて作製 ペシャワール会

西日本新聞 社会面 中原 興平

 アフガニスタン復興を支援する福岡市の非政府組織(NGO)「ペシャワール会」が来年のカレンダー「人 水 命」を作った。現地代表として医療活動や用水路建設に取り組み、昨年12月に凶弾に倒れた中村哲医師の言葉と現地の写真を月ごとに添えた。7千部を作製し、売り上げは活動費に充てる。

 中村さんは生前「いつか現地の写真を使ったカレンダーを作りたい」と話していた。活動を支えるボランティアの意見も踏まえて言葉と写真を選んだという。

 1月は1995年、診療所開設のためにパキスタン山間部を馬で移動する光景。「誰もが押し寄せるところなら誰かが行く。誰も行かないところでこそ我々は必要とされる」と記した。

 井戸から水が湧き出た瞬間、通水した用水路で子どもたちと笑顔を見せる中村さんの写真もある。同会PMS支援室の山下隼人さん(25)は「先生の活動が見渡せる内容となった。ぜひ手に取ってほしい」と話している。A3判、カラー。1500円。同室=092(731)2388。

◆23日に追悼の会

 中村さんの一周忌を前に、同会は23日午後2時、九州大伊都キャンパス(福岡市西区)で追悼の会を開く。村上優会長や遺族があいさつし、中村さんの言葉を朗読する。定員1000人で申し込み先着順。13日までにファクス=092(731)2373=か、メール=peshawar@kkh.biglobe.ne.jp=で申し込む。同会=092(731)2372。

(中原興平)

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