寺子屋時代から146年の伝統 武雄・朝日小で「席書会」

西日本新聞 佐賀版 糸山 信

 佐賀県武雄市の市立朝日小(武富通校長)で7日、146年目となる伝統の「席書会」が開かれた。全校児童が最長で40分かけ、渾身(こんしん)の力を込めて一幅を書き上げた。

 同小は1875(明治8)年に高橋小として創立され、初年度に席書会が始まった。寺子屋での「大文字書き」を引き継いだ取り組みで、物不足が深刻だった戦中戦後期も絶えることなく毎年続いてきた。

 6月9日の予定だったが新型コロナウイルスの影響で延期。1~3年生は教室や多目的室、4~6年生は体育館で、学年ごとに与えられた課題に向き合った。

 画仙紙いっぱいに力強く「真実の力」の4文字を書いた6年生の石橋玄基さん(11)は「少し右に寄ったけれど、練習の成果は出せた。納得の出来」と笑顔で振り返った。

 (糸山信)

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