古里題材にデジタル紙芝居 河村陽介さん「筑豊物語」展、8日まで

西日本新聞 筑豊版 安部 裕視

 福岡県宮若市出身で川崎町に住む画家河村陽介さん(32)の作品展「しまやの筑豊物語」が、直方市殿町の直方谷尾美術館で8日まで開かれている。同市の仕出し料理店「筑前しまや」が河村さんとともに動画投稿サイトユーチューブ」で展開中のデジタル紙芝居12話分の原画75点を含む約130点を展示。入場無料。

 河村さんは同市の大和青藍高在学中、画家の故赤星月人さん主宰の画塾で指導を受けたことをきっかけに絵の道に進んだ。赤星さんと出会い、学校帰りに立ち寄っていた同美術館を「僕の原点の場所」といい、過去の作品も集合させた。

 デジタル紙芝居は昨年7月に開始。「ひき臼仏のお話」(嘉麻市)「猫塚」(宮若市)「千畳岩」(川崎町)「立岩」(飯塚市)など筑豊地区の民話や昔話、現在の実話を題材に1話を原画5~9枚で表現し、12話までを公開している。

 河村さんは「筑豊に伝わり、起きている物語を多くの人に知ってもらい、未来にもつなげていきたい、との思いで紙芝居を作っている」と話す。活動を支援する「筑前しまや」の島添耕治さん(53)は「作品から筑豊の魅力を感じ取ってほしい」と呼び掛ける。

 8日午前11時から直方市立図書館の野口和夫館長(58)による紙芝居の朗読もある。「子どもたちにも分かりやすい物語。地元の民話や昔話、現代の実話と触れ合う機会になれば」と野口館長。午前9時半~午後4時。同美術館=0949(22)0038。

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