「公立の雄」勝利に歓喜 筑紫が5大会ぶり花園へ 東福岡は21大会連続

西日本新聞 ふくおか版 梅本 邦明 小林 稔子

 第100回全国高校ラグビー大会福岡県予選の決勝2試合(第1、第2地区)が7日、福岡市博多区の博多の森陸上競技場であり、東福岡と筑紫が優勝した。100回記念大会のため、福岡では各地区の優勝校2校が、12月27日から大阪・花園ラグビー場で開かれる全国大会に進む。東福岡は東海大福岡を99-0で下し、21大会連続31回目の出場。筑紫は修猷館を31-10で破り、記念大会枠で出場した2015年の第95回大会以来5大会ぶり6回目の出場となった。

 あと一歩で花園を逃してきた「公立の雄」筑紫は、前半4分のFW高木海斗選手(2年)の先制トライを皮切りに、前半だけで4トライ。後半に粘りを見せた修猷館を振り切った。5大会ぶりの出場を決め、選手や保護者らは歓喜に沸いた。

 ゲームキャプテンの中洲颯太選手(3年)は「自分たちの力を出し切った。達成感と安心感、うれしさでいっぱい」と笑顔。兄2人も筑紫高ラグビー部出身で、前回出場時のメンバー。「ベスト8に入り(2回戦で敗れた)兄たちの成績を超えたい」と口元を引き締めた。

 スタンドで応援した中洲選手の母、博子さん(50)は「3兄弟とも花園のグラウンドに立つのが家族の夢だった。祈るような気持ちで応援した」と涙を浮かべ、「チーム一体となって体を張って、堂々と試合をしてきてほしい」と話した。

 同高ラグビー部出身で、トップチャレンジリーグのコカ・コーラレッドスパークスで活躍する川地光節選手(27)は「安心した。花園で東福岡と対戦したら、ぜひ勝ってほしい」とエールを送った。

 長木裕監督(36)は「花園では、フィジカルで勝負し、泥くさくディフェンスをする自分たちのラグビーにこだわって戦う」と意気込んだ。

(梅本邦明、小林稔子)

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