アスファルトなんの、ダイコンすくすく 住民「私も頑張らな」

西日本新聞 大分・日田玖珠版 吉田 賢治

 大分県日田市中津江村の民家で、アスファルト地面をめくってダイコンが大きく育っている。1人暮らしの中元春栄さん(82)は「いつん間にかこげん育っちょった。ダイコンも頑張りよるき、自分も頑張らなね」と笑顔を見せている。

 中元さんによると、お盆頃に石塀とアスファルト地面の隙間に数センチぐらいのダイコンの芽を見つけ、自家用車で踏みつけないように注意していたという。5日に葉をかき分けて見たところ、見えている部分だけで長さ25センチまで成長していた。周囲も25センチある。「種がたまたま落ちたごたる。畑で育てよるのよりも、太くなるのが早かった」と成長力に驚く。

 7月の記録的豪雨では集落が孤立し、中元さん宅も4日間、電気も電話も不通になったという。「今年は良い話は少ないけど、これからいいこつもあるかもしれんね。しみる(凍る)前に抜いて、煮付けにして食ぶうかね」 (吉田賢治)

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