大型事業に「一定の理解得た」 八女市長選4選の三田村氏

西日本新聞 ふくおか版 丹村 智子 野村 大輔

 「いただいた票は、市の将来に不安を持つ市民の支持だと感じている。八女市を決して落ち込ませない。市民とともに頑張りたい」。任期満了に伴う福岡県八女市長選で4選を果たした無所属現職の三田村統之氏(76)は、当選から一夜明けた9日、市役所で取材に応じ、意気込みを語った。

 開票が行われた8日夜、当選が決まった直後に八女市本村の事務所に姿を現した三田村氏は、支援者に拍手と歓声で迎えられた。激しかった選挙戦を制し、「こんなに幸せなことはない。言葉が出ない」と目を潤ませながら、支援者と喜びを分かち合った。

 争点となった国道3号バイパス整備や市庁舎建て替え、公立八女総合病院の統合・建て替えといった大型公共事業の是非については、「一定の理解をいただいたと思う。ただ災害復旧やコロナ対策も優先しなくてはならない」と語った。

 人口減対策として、雇用を創出する企業誘致や茶農家の利益創出に取り組むと述べ、「次を担う人材も育てていく。4年以上やる気持ちはない」と強い決意を口にした。

 一方、初の女性市長を目指した元県議で無所属新人の野田稔子氏(61)は同日夜、八女市本町の事務所で「市政をいま変えなくてはならないと立ち上がったが、私の力不足でした」と支持者に頭を下げた。 (丹村智子、野村大輔)

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