「高来そば」生育確認 遅れ心配も黒く堅い実期待 11月下旬から収穫

西日本新聞 長崎・佐世保版 古長 寛人

 長崎県諫早市高来町で栽培される「高来そば」の生育状況の確認が10日、町内の畑であった。もともと自家用に栽培された在来種で、実施した地元農家らでつくる「幻の高来そば振興協議会」によると、今年は生育が遅れており、堅いソバの実を付けることを願っているという。

 協議会は2010年度に結成され、13・5ヘクタールで「高来そば」を栽培する。小粒で香りが高く、こしがあるのが特徴で、市内の直売所で生麺や乾麺、冷凍麺として販売する。18年度からは国営諫早湾干拓事業の干陸地2・46ヘクタールでも社会実験事業として栽培している。

 干陸地の畑では、9月中旬にまいた種が雨で流されて同下旬に「まき直し」が行われたが、事務局の森和幸さん(70)は「生育は遅れているが、霜が降りなければ黒く堅い実になるだろう」と話した。

 ソバの実は11月下旬~12月上旬に収穫される。ただ、毎年12月の「新そばまつり」は新型コロナウイルス感染防止のため、今回は中止する。

 (古長寛人)

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