課外授業で農作業など体験 田主丸・船越小 うきは・千年小

西日本新聞 筑後版 渋田 祐一

 地域の産業や歴史に親しんでもらおうと、福岡県久留米市田主丸町の船越小と、うきは市吉井町の千年小で10日、課外授業が開かれた。

 船越小では、同町が生産量日本一のかんきつ苗木を育てる取り組みを4年前から続けており、3年生が接ぎ木などの作業を体験している。この日は近くの内藤哲侑(てつゆき)さん(37)の畑で、50センチほどに育った苗木の植え替え作業を行った。

 児童22人は軍手に長靴姿でスコップを使い、根に絡まった土を落として丁寧に鉢に植え替えた。レモンとスイートスプリングを育てた古賀陽琳(あかり)さん(9)は「自宅で大きく育てて、なった実をおいしそうに食べる家族の笑顔が見たい」と張り切っていた。

 千年小では5年生48人が、昔の農機具を使って稲の収穫作業を体験した。田植えから収穫まで児童の手で行う、40年以上前から続く同校の恒例行事。

 児童は鎌で稲を刈って数束ずつ縛り、吉井歴史民俗資料館から借りた千歯扱(せんばこ)き2台と足踏み脱穀機を使い、稲の穂先からもみを落としていった。初めて収穫を体験した熊抱大和(くまだきやまと)さん(11)は「千歯扱きでもみを落とすのは力がいったが、うまくいって楽しかった」と満足顔だった。 (渋田祐一)

福岡県の天気予報

PR

福岡 アクセスランキング

PR

注目のテーマ