医療・介護従事者は数千円でPCR検査を 福岡市が民間委託で実施へ

西日本新聞 社会面 横田 理美

 福岡市は10日、新型コロナウイルス感染症対策として、医療・介護施設の従事者らを対象に、12月をめどに症状がなくても安価にPCR検査を受けられる仕組みを導入すると発表した。検査の費用負担を軽減して受けやすくすることで感染拡大を未然に防止する狙い。同日、検体の採取や分析、結果通知などを一貫して担う民間事業者の公募を始めた。

 市は、介護従事者が1万円程度の自己負担でPCR検査を受けられるよう、最大2万円を助成する事業を今月にも開始予定だったが、方針を転換。「民間で精度のよい検査がより安価に受けられるようになったため」と説明している。

 より多くの人を迅速にふるい分けするスクリーニング(選別)の目的で、1日最大2500件を実施する計画。感染者が多発している地域で、感染者と濃厚接触はしていないが不安を抱える住民らも対象とする。

 検査費は数千円程度を想定しており、事業者側と詰める。本年度内に1人3回程度を上限とする方針。医師による診察や確定診断は行わず、陽性だった場合は市が検査する。

 同様の取り組みは、東京都の千代田区が導入し、墨田区も導入予定。 (横田理美)

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