列車通過まで21秒…線路内で立ち往生の高齢者救出 高校生に感謝状

西日本新聞 佐賀版 岩崎 さやか

 遮断機が下りた踏切内にいた高齢者を救出したとして、県警は10月26日、佐賀工業高校3年の古川琢也さん(17)=佐賀市鍋島町=に感謝状を贈った。

 古川さんは8月18日午後3時すぎ、同市八戸溝1丁目の八戸溝踏切を自転車で横断していた。渡った後に振り返ると、自転車を押す70代女性が遮断機が下りた線路内で立ち往生していた。女性は警報音と遮断機に驚き、動けずにいたという。古川さんは急いで女性に駆け寄り「大丈夫ですか?」と声を掛けながら、踏切外に誘導した。

 県警によると、踏切の遮断機が下りてから列車が通過するまで21秒。救出後にJR鍋島駅発の普通上り列車が時速約60キロで通過した。間一髪の救出劇だった。

 同市の県警本部で杉内由美子本部長から感謝状を受け取った古川さんは「受賞した実感は湧かないが、今後も困っている人がいたら助けたい」と話した。 (岩崎さやか)

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