西鉄「マリエラ」運航終了へ 福岡で人気のレストラン船、コロナ影響

西日本新聞 社会面 布谷 真基

 西日本鉄道(福岡市)は12日、博多湾を周遊するレストランシップ「マリエラ」の運航を来年1月1日で終了すると発表した。1993年の就航以来、延べ約130万人が利用したが、近年は利用が低迷し赤字が続いていたところに、新型コロナウイルスの感染拡大が追い打ちを掛けた。

 マリエラは定員352人で、子会社の西鉄ホテルズが運営する。船内は豪華なインテリアで飾られ、湾内の眺望を楽しみながら本格フランス料理を味わえる「海の上の貴賓席」として人気を集め、結婚式やパーティーでも利用された。

 新型コロナの影響で4、5月に運休。西鉄グループ全体の大幅な赤字が見込まれる中、合理化の一環で撤退を決めた。西鉄の倉富純男社長は記者会見で「博多湾で初のクルーズ船として、時代を先取りした27年だった」と振り返った。

(布谷真基)

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