人気コメディアンの志村けんさんが…

西日本新聞 社会面

 人気コメディアンの志村けんさんが、新型コロナウイルス感染でこの世を去り、半年以上が過ぎた。しかし、この感染症による恐怖は依然、社会の中心に居座ったままだ。

 ドリフの「歯磨けよ」ではないが「マスク着けろよ。社会的距離を取れよ。大声出すなよ」と新しい生活様式が突然に現れ、適応するのに時間がかかった。少し前まではマスクを買い求めて長い行列に並んだ末、手に入らず「また来週」となることも…。

 バスや電車内でせきをしただけで弁解が必要になる日が来るなどと、誰が想像しただろうか。感染者数や死者数、ワクチン完成の見通しなど、毎日のように詳細な数字が報道され、それに一喜一憂している自分に気付く。

 いつ日常が戻るのか。それとも、この「非日常」が完全に「日常化」してしまうのか。マスクを外し「大丈夫だぁ」と大声で言える日が来ることを強く信じたい。

 (松尾正和)

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