『一歩も退かんど』 鶴丸哲雄 著 (集広舎・1650円)

西日本新聞 くらし面

 2003年に鹿児島県で起こった冤罪(えんざい)「志布志事件」で最初の被害者となった川畑幸夫さん(75)の闘争の記録。「踏み字」と呼ばれる違法な取り調べを受けた川畑さんが県警と対決し、裁判に勝つまでの一部始終を語る。本紙聞き書きシリーズに掲載された連載に一部加筆した。ジャーナリストの大谷昭宏氏は序文で「埋もれていたものを掘り起こし、土を払い、刷毛(はけ)でぬぐって初めて見えてきた事件の全容に、いままた怒りで震えが止まらない」と記す。著者(聞き手)は本紙くらし文化部編集委員。

PR

読書 アクセスランキング

PR

注目のテーマ