日出生小と小野原分校休校へ 本年度末 児童数減で保護者ら要望

西日本新聞 大分・日田玖珠版 吉田 賢治

 開校から140年超の歴史がある大分県玖珠町日出生の日出生小(児童数6人)と日出生小小野原分校(同2人)が、児童数の減少により本年度末で休校することが決まった。町教育委員会は、少人数できめ細かな教育ができることから存続を模索。一方で「団体スポーツがやりたい」といった児童や保護者側の要望があり、地域も受け入れたことから町教委が決めた。

 町教育委員会によると、両校は本年度の新入生はなく、このままでは来年度は日出生小が4人、小野原分校は1人になり、2025年度には児童数がゼロになる見込み。

 町教委は保護者側からの要望を受け、地元住民も交えて協議を進めてきた。休校は10月13日の臨時教育委員会で決まった。来年4月から在校生は森中央小へ通うことになり、町教委はバスまたはタクシーでの通学を検討している。

 日出生地区の自治委員長の衛藤和秋さん(63)は「地域から学校がなくなるのはさみしい。しかし子どもが減っていく中、地域で話し合って決めたので仕方ない」と話している。

 日出生小によると、同小は1876年に簡易小学校として開校したのが始まり。1925年には小野原分校の前身となる分教場が設置された。

 玖珠町の小学校数はこれで6校になる。中学校は2019年3月に全7校が廃校し、新設のくす星翔中の1校に統合されている。

 (吉田賢治)

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