公判証人脅し組長が認める 福岡地裁初公判

西日本新聞 社会面

 特定危険指定暴力団工藤会のトップらが関与したとされる事件の公判に証人として出廷した男性を脅したとして、証人威迫の罪に問われた同会系組長、鹿子嶋文男被告(67)の初公判が16日、福岡地裁(神原浩裁判長)であり、被告は起訴内容を認めた。

 検察側は冒頭陳述で、被害者の男性は同会から絶縁された後、被告に動向を監視されながら北九州市内で生活していたと説明。今年1月、男性が証人として出廷したことを知った被告が「裏切られた」と考え、男性を「せっかくみんなで北九州に住めるようにしてやったのに、全てが台無しになった」などと責めたと主張した。

 起訴状によると、鹿子嶋被告は1~4月、福岡地裁で審理中の工藤会トップで総裁の野村悟被告(74)らの公判に出廷した男性に対し、電話や面会で「なんで悪く言ったんか」などと脅して威迫したとされる。

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