福岡県が施設職員に無料でPCR検査 希望者対象、医療体制の逼迫防ぐ

西日本新聞 総合面 華山 哲幸

 新型コロナウイルスの感染防止に向けて、福岡県は県内の高齢者施設や障害者施設の職員を対象に、希望者の無料PCR検査を実施する方針を固めた。インフルエンザとの同時流行や「第3波」到来も想定し、重症化しやすい高齢者や障害者への感染やクラスター(感染者集団)対策を強化し、病床など医療提供体制の逼迫(ひっぱく)も抑えたい狙いだ。

 対象施設では、入所者よりも施設に出入りする職員の方が感染のリスクが高いと判断。無症状を含め広く検査を実施して早期に患者を見つけ、施設内へのウイルス持ち込みを未然に防ぐ。精度が高く安価で可能な民間検査を活用する。

 福岡市でも医療・介護施設職員が安価に検査を受けられるよう準備を進めている。北九州市は高齢者施設の職員と入所者を対象に検査を実施する方針。

 県の検査対象は、保健所を設置している福岡、北九州、久留米3市を除いた県内の高齢者施設、障害者施設の職員。希望者は本年度内に1人3回を上限に受けられる。陽性だった場合は、改めて行政検査を受けて結果を確定させる。

 県は県議会12月定例会に提案する補正予算案に関連費用約20億円を計上する。 (華山哲幸)

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