「防げたかも」思い悩んだ日々…佐世保小6殺害遺族、犯罪被害者の支援訴え

西日本新聞 佐賀版 金子 晋輔

 犯罪被害者の支援のあり方を考えるフォーラムが17日、佐賀市のメートプラザ佐賀であった。2004年に長崎県佐世保市の小6女児同級生殺害事件で亡くなった御手洗怜美さん=当時(12)=の次兄(31)が事件後の日々を振り返り、支援の大切さを訴えた。

 佐賀市のNPO法人「被害者支援ネットワーク佐賀VOISS」や県警などが主催。VOISSの田口香津子理事長との対談形式で行われた。

 事件当時中学3年だった次兄は、憔悴(しょうすい)した父を見て「心配させないよう笑顔をつくった」という。一方で、事件前に妹から加害者とのトラブルの相談を受けていたため「防げたのかもしれない」と思い悩んだことも明かし、「これ以上ないくらい傷ついた精神状態だった」と振り返った。

 中学校や高校の友人など人とのつながりが「救いになった」として、犯罪被害者が声を上げやすい態勢づくりの重要性を指摘した。

(金子晋輔)

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