「イクボス」北九州市が2連覇 市町村部門 男性の育休、6年で8倍

西日本新聞 北九州版 岩谷 瞬

 部下の生活と仕事の両立を図る管理職(イクボス)の推進に関するNPO法人の調査で、北九州市が前回2017年調査に続き市区町村部門で2連覇を果たした。市によると、研修などを通して職員間にワークライフバランスの意識が浸透。男性職員の育児休業取得率は6年間で約8倍に伸びたという。

 調査は、父親の子育て支援に取り組むNPO法人ファザーリング・ジャパン(東京)が今年3月末までに「イクボス宣言」をした228自治体を対象に行い、37都道府県、87市区町村から回答を得た。男性職員の育休取得率や非管理職の有給休暇取得率、管理職の女性比率などを基に200点満点で採点。北九州市は153点を獲得した。

 北九州市は、14年に市長ら幹部職員がイクボス宣言を実施。部下のワークライフバランスを支援する管理職の表彰制度を作ったり、管理職の業績目標に育児・介護との両立支援を盛り込んだりして意識改善を図ってきた。市によると、男性職員の育休取得率は13年度の3・6%から19年度は28・7%にまで向上した。

 市女性活躍推進課は「最近は、育休中に家事や育児にあまり参加しない『とるだけ育休』が問題視されている。取得率だけでなく、育休の質も高めたい」としている。

 (岩谷瞬)

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