玄海原発3号機 定期検査で使用済みMOX燃料16体取り出し 九州電力

西日本新聞 山本 諒

 九州電力は18日、玄海原発3号機(佐賀県玄海町)の定期検査終了に伴い、同原発で使用しているプルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料36体のうち16体を「使用済み」としたと発表した。使用済みMOX燃料の発生は九電の原発では初めて。処分方法は決まっておらず、当面の間、敷地内の使用済み燃料プールで保管する。

 MOX燃料は使用済みウラン燃料を再利用して作り、玄海3号機はこれを使ったプルサーマル発電を2009年11月から実施している。今回取り出した16体は同年に入れた。国は使用済みMOX燃料も再処理する方針だが、同燃料を再処理できる工場の計画は進んでいない。九電は今後国の方針に沿って処理、処分するとしている。

 玄海3号機の定検は9月18日に開始し、燃料集合体193体のうち76体を新燃料に取り換えた。21日に運転再開し、23日に発電を始める。約1カ月の調整運転を経て、12月下旬に営業運転に復帰する予定という。

 17日に運転再開した川内原発1号機(鹿児島県薩摩川内市)は、18日朝に核分裂反応が安定的に続く「臨界」に到達。19日に発電を再開する予定。 (山本諒)

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