生演奏聴きながら巨大な絵 大分・日田の児童が描く

西日本新聞 大分・日田玖珠版 吉田 賢治

 大分県日田市の三和小で、音楽を聴き、その曲のイメージの絵を描くユニークなプログラムの体験授業があった。県芸術文化スポーツ振興財団が主催する「芸術文化による感性育成事業」で、6年生45人が参加。体育館でサックスやピアノによる生演奏を聴きながら、全員で2枚の巨大な絵(各縦10メートル、横4メートル)を完成させた。

 音楽と美術の融合が狙いで、作曲家の鈴木広志さんの曲を出発点に、曲のイメージを参加者が絵にし、その絵を見た鈴木さんや、音楽アーティストの小林武文さんがまた作曲するプログラム。これまで県内外で大人や子どもが参加して行われ、7曲が完成している。

 17日に三和小であった授業では、児童たちはまず、この7曲を静かに聴いた。その後2組に分かれ、鈴木さんや小林さんら4人の器楽演奏や歌声を聴きながら、巨大な用紙にローラーや筆で図柄を描いたり、足裏に絵の具を塗ってそのまま歩いたりして、思い思いのイメージを表現した。

 2枚の絵はそれぞれ、カラフルな色使いで、躍動感がみなぎる作品に仕上がった。生演奏でジャングルのサルをイメージしたという児童(12)は「音楽を絵にするのは難しいけど、楽しかった」と話した。

 今後、2枚の絵を基にしたオリジナル曲を鈴木さんと小林さんが作曲。12月17日に大分市内で、三和小と同様のプログラムを実施した樋田小(中津市)の2校の児童を招いたコンサートが開かれる。

 (吉田賢治)

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