災害時返却カーリース 大分県内で受け付け開始 20台規模配備へ

西日本新聞 大分・日田玖珠版 鬼塚 淳乃介

 災害が発生した際に被災者に無料で車の貸し出しを行う「日本カーシェアリング協会」(宮城県石巻市)は、低料金で車をレンタルできる代わりに災害時に返却する「災害時返却カーリース」の大分県内での利用受け付けを始めた。

 協会は2011年の東日本大震災から車両の貸し出しを始め、7月の記録的豪雨では日田市中津江村の住民自治組織「中津江振興協議会」などに計5台を貸し出した。

 車が水没するなど災害発生時には多くの需要があるが、協会単独で多くの車を待機させておくことは維持、保管でコストがかかり、今回のカーリースを発案した。今年2月から宮城県や佐賀県などでサービスを始めており、現在は東北地方を中心に約20台が利用されている。

 県内での利用受け付けは今月17日に開始。軽自動車の1カ月のレンタル料は1万円(税別)で、災害発生時に協会から返却要請を受けて10日以内に返却できることが条件。車検代や自動車税は料金に含まれる。県内では20台規模での配備を目指している。

 協会の吉沢武彦代表理事(42)は「すみやかに多くの車を集められる態勢づくりが必要。一人でも多くの人に借りてほしい」と呼び掛けている。問い合わせは同協会=0225(22)1453。

 (鬼塚淳乃介)

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